なかなか更新がされないブログですが、お付き合いください。
さて、本日は、弊社にて、長期優良住宅による建築中の住宅の現場をご紹介いたします。
まず、長期優良住宅とは…ということをお話しいたします。
長期優良住宅の目指すところとしましては、長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた優良な住宅創りを促進していくことですが、内容としましては、構造躯体等の劣化対策、耐震性、可変性、維持管理・更新の容易性、高齢者等対策、省エネルギー対策、一定以上の住宅規模、および良好な景観の形成への配慮等を定めております。
それらの認定基準に適合する住宅の計画及び維持保全計画を申請し、認定を受け、計画に基づき、建築および維持保全を行うこととなります。
簡単なお話が、構造を丈夫なものにし、地震に強く、高い断熱性能等があり、生活様式に合わせ、リフォーム等がしやすく、将来にわたり、長く付き合える住宅を作るという、理想に向けた計画です。
百聞は一見にしかずということで、先ず始めに基礎をご覧ください。
リビングなどの壁の無い大きなスパンの箇所の鉄筋は、100mm〜150mmごとの配置にし、より強固なものにします。
小分けにされる、キッチンや廊下などのスパンの箇所は、200mmごとの配置となります。
弊社の標準仕様の基礎としましては、べた基礎といわれるものですが、通常でも、250mmごとの配置でも、十分なものですが、より構造躯体を強固にし、耐震性を高めることができると思います。
これから住宅をお考えになる方がご覧いただき、少しでも、参考になればと思います。
次回は、柱や梁、金物などについて、ご紹介をしたいと思います。
話は変わりますが、明日、三月十一日は、四年前に起こった東日本大震災の日です。
多くの犠牲となった方々に、深くご冥福を祈りまして、黙とうをささげたいと思います。
また、一日でも早く、復旧がされることも併せてお祈りしたいと思います。